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Krakow Kazimierz, Poland

クラクフ カジミエシュ地区ユダヤ人街 ポーランド

Aug 25 , 2018


73年前の第二次世界大戦について、沖縄で起こったことや日本を中心にアジアで起こったことは身近ゆえ色んな場面を通して学んでいるつもりだ。


今回ポーランドを訪れて、本当に世界中で戦争していたのだと改めて実感した。沖縄とはまったく違うこちらの戦争の記録。行って、見て、歩いて、その土地で自分の感覚で触れることができてよかったと思う。

ここポーランドも73年前戦場だった。華やかな観光地の隙間にいくつも慰霊碑が立っている。


クラクフに着いた次の日”シンドラーのリスト”を観て旧シンドラー工場へ行った。1943年当時約1200人ものユダヤ人が働いていたこのホーロー工場は、WWⅡと並行してナチスが進めたユダヤ人迫害(ホロコースト)を伝える歴史博物館になっている。


この博物館がすごい。全てが体験型。展示品、写真、映像、音、照明、温度、完璧にコントロールしている。まるで当時の街を歩いているような普通の日常生活から始まって、じわじわと自由が奪われて、気づいたときにはガス室にいるのだ、自分が。歴史を忘れない、絶対に風化させないという思いでつくったら必然的にこうなるのかと思った。

ここで働いていた人たちは奇跡的に収容所送りを免れている。


そのあと当時のユダヤ人居住地区だったクラクフのゲットー跡地を歩いた。ここからアウシュビッツをはじめとした絶滅収容所へたくさんのユダヤ人が送られた。


ゲットー時代の面影や戦後の共産主義時代の香りがまだ残る中に、地元の人が集うカフェやバーが立ち並んでいる。













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